ANA国内線【PR】

プラハからどうど召し上がれ
by dobrouchut

以前の記事
<  2006年 09月   >
  • かぎ針刺繍発祥の地デトバでイベタさんと会った
    [ 2006-09-15 22:46 ]
  • バンスカビストリツェのウルフを訪ねた
    [ 2006-09-14 22:03 ]
  • ブラチスラバでかぎ針刺繍と出合った
    [ 2006-09-13 22:40 ]
  • チェコからオーストリアへ
    [ 2006-09-12 10:15 ]
  • 1年ぶりのチェコ       2006年9月
    [ 2006-09-09 13:00 ]
  • マルチナの新作アクセサリー展示会
    [ 2006-09-08 23:00 ]
かぎ針刺繍発祥の地デトバでイベタさんと会った
デトバは、車で5分も走れば通り抜けてしまう程の小さな街。



住宅が並ぶ広い通りに、刺繍を飾った小さなウィンドウを見つけた。
通りから離れたウィンドウに刺繍を見つけたのは偶然と思えた。



土曜日で閉められていたが、ウィンドウに書かれた電話番号にかけてみると、
オーナーがくるということになり、暫らくしてやってきたのがイベタさんだった。

イベタさんは、おかあさん、おばあさんもかぎ針刺繍をやっていたという民族工芸の伝承者。



お店には刺繍や工芸品が並べられ、奥の部屋は小さなミュージアムになっていて、
スロバキアの古い家具などとともに、刺繍が施されたたくさんの衣装や生活雑貨が展示されている。



さっそくかぎ針刺繍の技術を見せてもらった。
布にかぎ針を刺して下糸を引っ掛ける



引っ掛けた糸をループ状に残して、再び下糸を引っ掛けてループに潜らせる。



イベタさんはすばやく模様を描き出した。

スロバキア独特のかぎ針刺繍の伝承者
刺繍技術の教室で教えることも多いという
日本に持ってくる作品がある
伝統衣装のコレクションを持っている
笑顔の素敵なところも良い



ホビーショーに来てくれるかと尋ねると
”行きます”と迷わず答えた
彼女なら、来年のホビーショーはきっと上手くいく

フォトギャラリー準備中です


帰国して、日本ホビー協会に報告。
2007日本ホビーショーでの”スロバキアのかぎ針刺繍”の承認をもらった。
今年と同じ、2ブースのワークショップと作品販売です。

 *******************************
   第31回 2007日本ホビーショー
   日時  2007年5月11日(金)~13日(日)
   場所  東京国際展示場(東京ビッグサイト)
 *******************************

チェコのボビンレースワークショップは、大勢の方々のお力を頂けたお陰で、
来年の「スロバキアのかぎ針刺繍」が実現することになりました。
皆様、ホビーショーにお出かけください。イベタさんとお待ちしています。

    
by dobrouchut | 2006-09-15 22:46
バンスカビストリツェのウルフを訪ねた
デトバへの途中の街バンスカビストリツエ、ここにスロバキア民族工芸協会ウルフの支部がある。
支部には、かぎ針刺繍の技術者が我々を待ち受けていた。



小振りの棒に先端の曲がった細い針を取り付けたかぎ針で、布の下の糸を引っ掛けて上に通す。
通した糸をループ状に1ミリ程残しておいて、また布の下の糸を引っ掛けて上に通し、
残しておいたループに潜らせて、更にそれをループ状に1ミリ程残す。
これを繰り返していくのがかぎ針刺繍。



小さなものはコースター、テーブルセンター、大きなものはテーブルクロス、民族衣装、壁掛等。
いづれも布地にカラフルな糸を使って刺繍されたもの。
ウルフでは定期的にかぎ針刺繍の講習会を開いて、この技術の継承を図っているという。

併設されたクラフトショップには、刺繍のほか、木製のテーブルウェア、人形、陶器などスロバキアの
民族工芸品が売られていた。



かぎ針刺繍は、ショーに持ち込むのに十分な魅力がある。担当者にホビーショウの説明をした。
ショーには3日間で10万人以上が集まる。そこでスロバキアの民族工芸技術を日本に紹介したい。
ショーで催すワークショップには、このかぎ針刺繍の技術を試してみたいという人が大勢集まるだろう。
旅費、滞在費は我々が負担。報酬は無いが作品を販売することができる。
ワークショップの技術者として誰を選ぶか、その技術者の作品を販売することが可能か。

担当者は乗り気ではあるものの、上層部に企画をあげて相談するという。
今夜は、バンスカビストリツェの街中にペンションを見つけて泊まることにした。



明日はいよいよ、かぎ針刺繍発祥の地デトバの街に入る。
by dobrouchut | 2006-09-14 22:03
ブラチスラバでかぎ針刺繍と出合った
朝8時発の列車は、たった1時間でスロバキアの首都ブラチスラバに到着。
構内の案内所で地図とホテルリストを手に入れて歩き出した。
ウイーンとブラチスラバ両首都間が東京と千葉間くらいの近さなのに、街の雰囲気はずいぶん違う。
観光地としてはウイーンが有名だし見所も多いのだろうが、ブラチスラバの静かで落ち着いた雰囲気が
好きになりそう。



旧市街に向かい、スロバキア民族工芸保存協会のウルフを探した。
ウルフはチェコスタッフのコンタクトによって事前に調査してあった国営協会で、
スロバキアの民族工芸の保存と振興を目的として、各地にショップと事務所を設けている。



我々は今年5月のホビーショーでチェコのボビンレースを紹介して好評だったことから、
次回はスロバキアの民族工芸にしたいと意気込んでいた。
昨年9月に半年間滞在したチェコから帰って、調査してきたチェコのホビー事情を家人が講演すると共に、
チェコのボビンレースを紹介する企画が採用され、ボビンレース作家マルチナの来日が実現した。
マルチナのボビンレースは、伝統的な技術を背景に新しいデザイン感覚の作品が素晴らしい。
ワークショップは3日間とも満員盛況。ネックレス、ペンダント、ピアスなどが予想を上回る人気だった。
マルチナ来日の奮闘記は、ネットショップ ミラベルカのコラムをご覧ください。
スロバキアの後チェコに戻って参加したマルチナの結婚式の模様もアップしています。

   ●チェコクラフト ミラベルカのチェココラム(画面右側)


いろいろ調べるうちに、このところ静かなブームだという刺繍に可能性があるとにらんだ。
刺繍はホビーとして親しまれているが、今更人々の興味をひく魅力があるのだろうか。
独特の技術、仕上がり、デザインでなければ、せっかく紹介しても面白くない。
地方独特の刺繍を探したい。今回の現地調査のポイントはそこにあった。


我々はウルフのショップで素晴らしいものを発見した。
並べられた刺繍のなかでも、その色使い、独特な模様、緻密さは見た事のないものだ。
それは特別なものだった。その後ウルフの担当者との話し合いで可能性が膨らんでいった。



それは、かぎ針刺繍だった。
先端がかぎ状に曲げられた針で糸を引っかけつつチェンステッチしていく手法。
ウルフの担当者は、スロバキア中央部のデトバ地方独特のものだという。
翌日、我々はデトバに向かった。
by dobrouchut | 2006-09-13 22:40
チェコからオーストリアへ
ドイツから戻って二日目の朝、滞在したチェコの地方都市ピーセックを発ってオーストリアの国境を越えた。
霧のためか20分遅れの列車内は、ハイキングに向かうらしいお年寄りグループなどでほぼ満席。
国境までが1時間半、越えてから2時間走って、11時前にはウイーンに着いた。



国境までの料金が300円なのに、国境で買ったウイーンまでの切符は3000円。
2時間乗って3000円は日本と比較しても高い。
いや、1時間半も乗って300円のチェコが安すぎるのだ。
中央駅から市中に向かったトラムも、15分程乗って300円は日本より高い。
チェコのトラムは昨年の値上げ後でも100円だったし、15分以内なら75円。
だが、街のインフォでホテルを見つけるついでに調べたら、トラム一日券があるのが判った。
24時間以内なら何回乗っても750円。恐らく定期券とかシニアパスなども格安になっていて、
市民は安く利用できるようになっているのだろう。



オーストリアの交通機関が民営か知らない(調べれば判ることです)が、
少なくとも線路を敷いたときは市民の税金が使われていたのだろう。
税金を払わない観光客は多少高めの料金を払っても文句を言える立場ではないのかも知れない。



スロバキアへの移動の便を優先して、南駅の前のホテルにチェックインしてから、
一日券を使ってオーストリア応用美術博物館に向かった。
博物館はオーストリア以外、ヨーロッパ各地の工芸品を展示してあった。
見事なボビンレースなど、100年前のウイーンやフランスやベルギーなど各国から集められた作品が並び、
セラミックは中国、日本も含めてそれは見事だったけど、今回は地元の工芸品が見たかった。

夜の国立オペラ座はライトアップされてきれいだった。



事前のコネクションを取っていなかったウイーンは、ただの観光になりそう。
仕方が無いので、明日は早めにスロバキアに出発することにした。
by dobrouchut | 2006-09-12 10:15
1年ぶりのチェコ       2006年9月
帰国してから丁度1年経った2006年初秋のチェコ。
夜遅くプラハに着いて、車で北チェコのオストロフに移動。
オストロフは保養地で有名なカルロビバリに近い小さな街。
旧市街の朝は、もやがかかってひっそりとしていた。



商品化が決まった「バビチカの靴下」の製作者に会いに来た。
バビチカはチェコ語で「おばあちゃん」
去年、ルジェナが編んでくれた靴下が元になって、良品計画への提案が実を結んだ。
11月にMUJIで発売。履きやすくて丈夫な優れもの。
ルジェナには、プロモーション用のインタビューと写真撮影をお願いした。



今回は、来年のホビーショーに向けて調査が一番の目的。
今年5月のホビーショーは幸いなことに、
ボビンレース作家マルチナのワークショップが好評で、来年も開催の了解がもらえた。
ただし、連続してチェコはだめ。他の国から捜してくるのが条件。
ドイツ、オーストリア、スロバキアと周って、日本に連れてくる工芸作家探しの旅だ。

木のおもちゃで名高い、ドイツ東部のザイフェンはチェコ国境から1時間の街。
おもちゃ職人を束ねるドレゲノ社を訪ねた。
街に入ると、さすがにおもちゃの街。あちこちにおもちゃのモニュメントが建っている。
クリスマスピラミッドや、高さ3mはあるくるみ割り人形に眼をひかれた。



ここは木工ろくろで有名。水車を動力としてろくろを回し、ドーナツ型の輪から動物や人形を
切り出す。
街のインフォーメーションに寄ったら、切り株と輪が展示してあった。
刃物を当ててハンマーで叩くと、簡単に犬が出来上がった。ドイツらしい合理的な手法。



翌日は、丁度ライプチヒで開催中のギフトショーのドレゲノ社ブースを訪ねた。
ブースでは、日本のデパート催事に職人派遣している方を紹介して頂いた。
どうやら日本へのルートは出来上がっている。
また、おもちゃ造りの工程を、木の切り出しから仕上げまでできる職人も今は無く、
分業化が確立しているということで、ホビーショーには向かないらしい。残念。
これから向かうオーストリア、スロバキアに期待しよう。
by dobrouchut | 2006-09-09 13:00
マルチナの新作アクセサリー展示会
5月のホビーショーでご紹介した、
チェコのボビンレース作家マルチナから新作アクセサリーが届きました。

ネットショップで販売をしてきたアクセサリーですが、
直接見たいと言う皆様のご要望をいただき、
ギャラリーに置いてもらうことにしました。



場所は青山 ギャレリア・カンパネーラ
表参道駅と渋谷駅の丁度真ん中あたり。青山学院大学の西門前。
カンパネーラは創作アクセサリーが集まる楽しいギャラリーです。



1m程の狭いスペースですが、ひと月間の展示販売。
マルチナからは、このために新しいデザインのネックレス、ブローチ、ピアスが
送られてきました。

新しい試みとして、
京都の本金糸を使ったアクセサリーも展示します。
西陣織の帯などにも使われる、日本の伝統工芸技術本金糸と、
チェコの伝統工芸ボビンレースのコラボレーション。

本金糸の輝きを放つ繊細なボビンレースをご覧ください。


by dobrouchut | 2006-09-08 23:00


おすすめキーワード(PR)
ファン
XML | ATOM

skin by excite