dobrouchut praha |
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ドイツから戻って二日目の朝、滞在したチェコの地方都市ピーセックを発ってオーストリアの国境を越えた。
霧のためか20分遅れの列車内は、ハイキングに向かうらしいお年寄りグループなどでほぼ満席。 国境までが1時間半、越えてから2時間走って、11時前にはウイーンに着いた。 国境までの料金が300円なのに、国境で買ったウイーンまでの切符は3000円。 2時間乗って3000円は日本と比較しても高い。 いや、1時間半も乗って300円のチェコが安すぎるのだ。 中央駅から市中に向かったトラムも、15分程乗って300円は日本より高い。 チェコのトラムは昨年の値上げ後でも100円だったし、15分以内なら75円。 だが、街のインフォでホテルを見つけるついでに調べたら、トラム一日券があるのが判った。 24時間以内なら何回乗っても750円。恐らく定期券とかシニアパスなども格安になっていて、 市民は安く利用できるようになっているのだろう。 オーストリアの交通機関が民営か知らない(調べれば判ることです)が、 少なくとも線路を敷いたときは市民の税金が使われていたのだろう。 税金を払わない観光客は多少高めの料金を払っても文句を言える立場ではないのかも知れない。 スロバキアへの移動の便を優先して、南駅の前のホテルにチェックインしてから、 一日券を使ってオーストリア応用美術博物館に向かった。 博物館はオーストリア以外、ヨーロッパ各地の工芸品を展示してあった。 見事なボビンレースなど、100年前のウイーンやフランスやベルギーなど各国から集められた作品が並び、 セラミックは中国、日本も含めてそれは見事だったけど、今回は地元の工芸品が見たかった。 夜の国立オペラ座はライトアップされてきれいだった。 事前のコネクションを取っていなかったウイーンは、ただの観光になりそう。 仕方が無いので、明日は早めにスロバキアに出発することにした。
by dobrouchut
| 2006-09-12 10:15
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